ミエルシトロン・スタッフブログ
三重県四日市市のゲストハウスウエディング結婚式場

近鉄四日市駅前の結婚式場
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こんばんは、料理長白川です

今年は暖かい日が続き、桜の開花も早く、気づけば夏日が来週ぐらいからあるみたいです!
そんな中、白川は黄砂で花粉症が悪化しています

そして皆さん新しい生活には慣れてきましたか?
なにも変わりませんという方も新入社員をみると
初心をおもいだしませんか?

白川もある一冊の本を読んで
何かを思い出した気持ちになりました

それは、三國清三シェフの「三流シェフ」です

雑用こそ人生の突破口だ。誰より苦労しても、その苦労を見ている人は1%にも満たない。それでも“世界のミクニ”は必死に鍋を磨き続けた。何者かになろうとして、懸命にもがく人たちへ――。料理界のカリスマ・三國シェフ、感涙の自伝。37年続いた「オテル・ドゥ・ミクニ」を閉じ、ぼくは70歳で新たな夢を実現する北海道・増毛(ましけ)での極貧の幼少期、漁師の父と出掛けた海、“料理の神様”に近づきたくて生やした口髭、地獄の厨房とヨーロッパ修行、30歳での開業とバッシング、ミシュランとの決別――。時代の寵児と言われながら、がむしゃらに突っ走ってきたぼくが、一大決心をして「オテル・ドゥ・ミクニ」を閉店する理由と、ぼくが戦ってきた人生のすべて。どんな一皿よりもエモーショナル!世界に冠たる“ミクニ”


凄く良かったです!
まだ料理人が確立されていない時代でこんなに努力をしてきて
時には自分より出来ない者を笑い天狗になってしまったり
そんな中でもブレないものをもち
料理というものを愛し続けている人なんだと思いました

ちなみに三國シェフのお店「オテル・デゥ・ミクニ」はミシュランで星を獲得していません
オテル・デゥ・ミクニはミシュラン東京ができる前には各国から著名人がくるほどの繁盛店でした
ですが、ミシュラン東京ができた時には斬新な事をしておらず、
基本に忠実で若いシェフの育成に励んでいたそうです

そこで世界で3つ星をとっているお店のシェフたちは三國シェフと共に働き、一緒の釜の飯を食べた仲の人達が
ミシュラン東京に抗議をし、ミシュラン東京は謝罪をブログでしたそうです
それでも星を獲得していないのです

そして一からもう一度やりたい料理をするために70歳でオテル・デゥ・ミクニを閉店するのです

この本を読んで自分に置き換えた時に、
今以上にもっとおふたりに最幸の料理を創っていこうと思いました!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました